手作りでマスクを作る時、まず”どんな形のものにするか””どんな柄を使うか”を考えるますよね。
そんな事を考えて楽しむのもハンドメイドのいい所ですが、お気に入りのデザインや布が無い時、これから作ってみたい!と言う方にはぜひ参考にして頂きたい作り方などを実際に挑戦してみた感想などを交えてご紹介したいと思います。
インスタで話題になったマスク
Instagramで意外性と共に「わかりやすい!」と話題になり、メディアでも取り上げられていたのがお笑い芸人の宮川大輔さんが投稿された自作マスクです。
まずは前編をご覧ください。
そして後編に続きます。
ひっくり返す時の動画もあります。こんな生地の合わせ方もおしゃれでいいですよね。
ゴムの代わりにバイアステープとコードストッパーを利用するのも、色や柄を楽しめていいと思いました。
前編には型紙の作図も紹介されているので、それを見ながら簡単に作成する事が出来ますよ。
100円均一で売れているもので作成されていましたが、これを見た人がどんどん購入してバンダナや手拭いが消えているかもしれませんね。
バイアステープが無い時は、ちょっとハードル上がりますが自作する事も可能なので、マスク本体と同じ生地を使ったり色違いを合わせる事も出来ます。
形は同じですが、ゴムを通す部分が厚くなってしまうのを軽減する工夫がされているのがこちらです。
こちらの動画では、真ん中の縫い代処理など小技が盛り込まれていて参考になります。
型紙はダウンロードできるようになっていますので、印刷して使ってみてください。
ノーズワイヤーが無くてもフィット感あり!
次にご紹介するのは、同じ立体型マスクでも作り方も形も全く違うタイプのマスクです。
型紙不要で、採寸するだけと言う気軽さがありますが、完成形は同じでも作り方がいろいろ違っていて「どの作り方が一番楽に出来るんだろう?」と迷ってしまうところです。
一体型の真ん中に縫い目があるものもいいのですが、こちらの方が実は鼻のフィット感があるように感じていて、このタイプの方をつい作りたくなってしまいます。
まずは男性用・女性用・こども用の3タイプが紹介されていて、これだけで家族みんなのが作れる動画をご紹介します。
型紙いらずでフィット感もいいのですが、ここで気をつけたいのはゴムを通す部分の厚みです。
私のミシンはこれまで使っていたものが壊れてしまい、修理が難しいため新しくお手軽なミシンを購入しました。
ですが、安かっただけにパワーが足りず、かなり手動のお手伝いが必要になってしまいました。
そんなゴム通し部分のを解決してくれるのがこちらです。
西村大臣風マスクの作り方
先日SNSなどで西村大臣がこんなマスクをつけて会見をされていて「さわやかで素敵なマスクだ」と話題になっていた物を再現されています。
出来上がりは先にご紹介しました”立体プリーツマスク”と同じですが、ちょっとだけ作り方が違っています。
動画の流れが少し早回しな感じなのですが、こちらの作り方が実は一番わかりやすく縫いやすいのではないかと感じました。
興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね。
紹介した中から実際に作ってみました!
一番作りやすいのではないかと思った物を、実際に作ってみました。
ちょうど手元に綿麻のダンガリー風生地がありましたので、それを使います。
裏に使ったガーゼは子どもが赤ちゃんの時に買ったものの一度も使わず、袋から出してもいなかったダブルガーゼの白いハンカチが大量にあったため、そちらを水通しして使用しています。
中表にして上下を縫った後、ひっくり返してアイロンをかけ上下から4cmの所で折り、またアイロンをかけたところです。
折り目にコパステッチをかけた後、はしから4cmにつけた印で広げるように折りたたんで更にアイロンをかけました。
この折りたたむところがポイントなので、しっかりイメージできるまで何度か動画を繰り返し見ました。
ゴムを通す部分を折り、ステッチをしてゴムを通したら完成です!
畳んだ上下を4cmで開くところが私には手間取ってしまいましたが、コツをつかむととても簡単で、楽しくなってしまいました。
楽しくなったついでに柄を変えて一気に3つ作りました。
ヒッコリーはダンガリーより張りがあり、記事も少し厚めなのでパリッとしてます。
花柄はダブルガーゼなのでちょっと柔らかく、つけた時もふんわりしています。
右がプリーツのある一体型マスクで、左がはじめにご紹介しました宮川大輔さんのInstagramにあった型紙を参考にして作ったマスクです。
ゴム通しの部分が厚くなるのを避けたくて、写真では見えませんが裏布は表布より両端を1cmほど短くカットして作成しています。
ちょうどバイアステープが無くて、ゴムでもよかったのですが、細いチロリアンテープがあったので、どうかなと思ってゴム代わりに通して見ました。
これもかわいいかなと思いますが、付け心地はどうでしょう…。
友人もお母様にマスクを自作してみたら思いのほか楽しかったらしく「これハマるね!」と言っていましたが、ほんとにそうでした。
花柄のダブルガーゼで作ったマスクは、裏もダブルガーゼなので柔らかくてズレやすいのですが、マスクをつけた時は一番柔らかくてふわっといい感じです。
同じデザインで並べた時、測ると同じなのになんだか仕上がりのサイズが使用する生地によって違って見えますね。
これは生地の張り感、質感によってそんなふうに見えるのだと思います。
上の写真で2番目の工程の時、端から4㎝の印に合わせて折りたたんでいた部分を広げるところさえ上手く出来れば、ただただまっすぐ直線縫いするだけなので、ほんとに簡単に仕上がりました!
コパステッチ(端ミシン)は、張りのある生地なら無くてもいいかもしれません。
型崩れ予防でもあるのでお好みでアレンジしてさらにオリジナルなマスクを作るのも楽しいと思います。
因みに私はダブルガーゼでステッチ無しを作ってみましたが、生地が柔らかいものはコパステッチがあったほうが安定するように感じました。
宮川大輔さんの紹介されているマスクも作りました♪
表と裏の布の間にガーゼを挟んでおられましたが、今回私が作ったものは裏をダブルガーゼにしたので間にガーゼは挟んでいません。ゴム通しになる部分からひっくり返す時に返し口が狭いため、解けることはないのですがゆっくり丁寧にするときれいに返せます。
作り方の動画をみていると、こまめにアイロンをかけておられましたが、実際やってみると「なるほどこまめなアイロン掛けは大切」と実感しました。
ひと手間ふた手間かけていると愛着がわいて、もっときれいに仕上げようという気持ちになります。
今回使用しているゴムは、ガーゼ生地を購入した時におまけで就いてきたウーリー糸で編んだようなふわふわしたゴムで長時間耳にかけていても痛くなりにくそうです。
まとめ
ネットなどで公開されているたくさんの【オリジナルマスク】の作り方の中から、”簡単に作れそうで少し工夫を凝らしてある”そんな作成方法を選んでご紹介してみました。
検索してみると、出来上がった形は同じでも作り方がそれぞれ微妙に違っていたりするので、見比べるのも楽しいです。
せっかく自作するなら見た目もきれいに、しかも簡単に作れる方が楽しめますよね。
マスクはハンカチや手ぬぐい、端切れなどあまりたくさんの生地を必要としないので、端切れを組み合わせたり小さな刺繍を施したり、布用インクでハンコを押してみるなどオリジナルマスク作りを楽しんでみてくださいね。
web上にイラスト・写真・ロゴなどの画像をアップロードして配置したりスタンプ・テキストを入れるだけで簡単に作成できるので、デザインが苦手な方でも簡単作成!
個人利用はもちろん、プレゼントや記念品、チームグッズ、ノベルティ、同人グッズ、物販・販売用としても多くの方にご利用いただいております。
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